2024年度 出羽庄内国際村 国際理解講座
フレンドシップサロン②

農業開発支援と平和構築

~ブラジル、パキスタン、タジキスタンなどを事例に~

 1980年10月、友人に誘われて、タイの難民キャンプでのラオスのモン族難民支援に向かったのが私の初めてのNGO活動でした。1982年からは青年海外協力隊員として中米ホンジュラスに派遣され、オリンピック水泳選手の強化のために二年間活動。その後帰国し、農業に復帰しながら農業開発コンサルタントとしての業務を開始しました。  

 1998年から本格的に技術支援業務を開始、ヨルダンの家族計画プロジェクトから始まり、アフリカのマラウイでは灌漑稲作、パキスタンではデーツや柿の特産地形成、東ティモールで稲作組合設立、スワジランドで機械化推進支援、ブラジルでバイオディーゼル原料生産、そしてタジキスタンでは市場志向型営農に関する指導を行いました。これら活動の中で、地域社会の平和構築のために農業開発が極めて重要な役割を担っていると確信しています。こうしたことを含めて話そうと思っています。

今回は様々な活動事例を紹介すると供に、一緒に平和構築について考えましょう。

◆スピーカー :
渡部 直人さん(鶴岡在住)                                                                                                          1950年生まれ、高校卒業後農業に従事、さらに兼業農家として25年間ほど生産活動を継続。この間兼業で大学、大学院で学び、博士課程修了。技術協力のコンサルタントとして約25年間海外での業務に従事。

☆フレンドシップサロンは、外国出身の方や様々な分野で海外などで活躍されている方をゲストにおむかえして、異文化理解を深める“お話サロン”です。

◆日 時 : 2024年 10月 19日(土)午後5時半~7時頃

◆場 所 : 国際村1階 韓国喫茶『ふるさと』

参加を希望される方は、事務局までお申込みください。

参加費はありませんが、喫茶店で行いますので飲み物のご注文をお願いします

●申込み・問合せ
出羽庄内国際村
℡/0235-25-3600 e-mail/info@dewakoku.or.jp