特別企画展のあゆみ |
- Mysterious MAYA Civilization -
1999.3~2000.2 |
展 示 風 景
●開催にあたって | |
マヤの古代文明は、グァテマラをはじめとして、メキシコ、ホンジュラス、ベリース、エルサルバドルの五カ国にまたがる中央アメリカ地域に、謎をはらんだ神秘の文明の花を咲かせました。
古代マヤ人は、車や牛馬の利用や鉄器の使用もなしに石器と人力だけで巨大な石造りの神殿やピラミッドを建造しました。雨の神やジャガー神などの神殿が集合した祭祀センターからのびるサクベという舗装道路で他の神殿都市との間を結び、盛んに交易を営み独特な文化や学芸を発展させました。特に天文学や暦学、数学は目をみはる程の発達をとげました。 マヤの末裔達は、今でも昔と同じ後帯機を使って色彩豊かな布を織り、ウィピ-ルと呼ばれる貫頭衣にして身に付けます。村ごとに、祭に応じて衣装の色や型や模様が異なっていて伝統を今に伝えています。 私が初めてマヤの地に足を踏み入れたのは今から30年前で密林に点在する遺跡を単身訪ね歩き、謎に満ちた古代文明にすっかり魅了されてしまいました。それから何度かマヤの遺跡や子孫の住む村々に足を運び収集した資料をここに展示しています。この特別展開催にあたってグァテマラ・マヤ文化協会の方々よりご協力いただきました。 世紀末を迎えた今、「神秘のマヤ文明展」を通して、失われた謎の巨石文明と現代に生きるマヤの末裔達の華麗な伝統文化に思いをはせていただければ幸いです。 1999年 3月 アマゾン民族館 館長 山口
吉彦 |
ヒスイ製仮面
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